おはこんばんにちは!
ふみょです。
以前に記事にしたとおり、イヤイヤ期というのは、子供の人格を形成する上でとても重要な時期である事は言うまでもありません。
以前の記事↓
www.kosodatediary.com
しかし、忙しい毎日に追われて、怒鳴ってしまったり、放置してしまったりとなかなか上手く行かないのが実際のところだと思います。
思いますってか、実際そうだったんですけどね(笑)
下の子が2歳目前ということで、自治体主催の子育て講演会があることを察知した私は「魔の2歳児」をなんとか乗り切るべく聞きに行ったのです。
そこで、イヤイヤ期の接し方について心理カウンセラーの方の講演を拝聴して来ましたので、学んだことを備忘録的に書いていきたいと思います。
今まで書いた子育て便利グッズについてまとめました↓
www.kosodatediary.com
【広告】
イヤイヤ期は成長期!
以前の記事でも書かせて頂きましたが、イヤイヤ期というのは、子供が成長して自我が芽生えてくると自分の欲求を認識して他者(主に親)に要求するようになる時期のこと。
成長の一過程であり、子供が成長している証なのです!
接し方のコツは「いいよ」
一番回数が多いのが、買い物に行ったときや公園に行ったときに「これ買って!」や「まだ遊びたい!」だと思います。
こんな時、どのように対応すればよいのでしょうか。
それは、「いいよ」と言って子供の気持ちを受け止めてあげることだそうです。
単なる「ダメ」からは何も学べない
単に「ダメだよ、帰ろう」と言うだけでは子供の気持ちは収まらないだけでなく、何も学ぶことはできません。
なぜダメなのか、どうして我慢しなければならないのかがサッパリ分からないからです。
ともすれば、ママとパパは僕が嫌いなのか?みたいな思いを抱いてしまうこともあるようです。
「いいよ」で応えて条件を付ける
じゃあどうすりゃいいのよ?子供の言うことに唯々諾々と従えばいいの?
ってことになりますが、先に述べたように「いいよ」を使って一度気持ちを受け止めてあげることです。
具体的には
- 「いいよ、でも毎日お菓子食べてると大きくなれないから、土曜日のお買い物の時に買ってあげる」
- 「いいよ、でもお夕飯の準備があるから、あと3回だけ遊んできて」
こんな感じで「いいよ」の後に理由と達成や終わりの条件を付けてあげると、我慢や心の中での整理がつけやすくなるそうです。
このことによって、子供の脳の中では脳幹部、辺縁系と皮質がやりとりして成長を促すことに繋がります。
脳幹部、辺縁系と皮質とは
詳しくはグーグル先生にお尋ねいただければと思いますが、簡単に言うと
①脳幹部、辺縁系
本能的な賢さを司る脳の中の原始的な部分
(こうしたい!これがほしい!)
②皮質
理性的な賢さを司る脳の中の表面的な部分
(がまんしなきゃ、約束を守らなきゃ)
のことです。
この二つの部分がやりとりをする事で自分の気持ちと折り合いをつけて「我慢する」と言うことを覚えていきます。
詳しくは以前の記事をご覧くださいませ↓
www.kosodatediary.com
条件は必ず守ること!
ここで重要なのは、先ほどの「○○の後にね」とか、「後○○回ね」は必ず守り、守らせるようにしましょう。
こうすることで、次も頑張ろうという前向きな気持ちや条件を満たせば自分の要求を受け入れてくれるという信頼関係の醸成に繋がります。
我慢できる子になる
条件を守り、守らせること徹底していくと脳幹部、辺縁系と皮質が活発にやりとりして脳が活性化して急速に成長していきます。
そこから、社会のルールや自分なりの規範を確立して大人に一歩近づくことになります。
そもそも、最初から何でも言うことを聞く子なんて居ません!
信頼関係は幼少期から育む
このような信頼関係は、言葉がわかる2歳頃~5歳頃までの約3年間で育んでおくと、非行の防止や脳の発達に良い影響があると言われています。
イヤイヤ期に秘められた可能性
先に述べたとおり、イヤイヤ期というのは、脳の発達において少なからず影響し、自分の気持ちを整理する事を覚える大切な時期です。
子供の成長のために試行錯誤してみてはいかがでしょうか。
まとめ
- 「いいよ」で応える
- 条件を付けて守り、守らせる
以上が心理カウンセラーさんの講演を聞いて学んだことでした!
本記事がイヤイヤ期のお子さんを持つママさんパパさんの一助となれば幸いです。
【広告】